メタのガス火力発電データセンター計画、米民主党が調査へ
メタがルイジアナ州に建設予定のAIデータセンターが、ガス火力発電による大量のエネルギー使用で環境懸念を呼び、米民主党の監視対象となっている。
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メタ(旧Facebook)が米ルイジアナ州リッチランド郡に建設を計画している100億ドル規模のAIデータセンターが、環境への影響を巡り批判の的となっている。この400万平方フィートに及ぶ施設では、最大2,300メガワットの電力を必要とし、その供給源として3つの新設ガス火力発電所が挙げられている。
この動きに対し、米民主党のシェルドン・ホワイトハウス上院議員はメタのマーク・ザッカーバーグCEO宛に公開書簡を送り、同社のエネルギー使用と排出量に関する透明性を求めた。議員らは、同社が掲げる「ネットゼロ(排出量実質ゼロ)」の公約との矛盾について懸念を示している。
この問題は、AI分野における急速な技術発展と、それに伴う膨大なエネルギー消費が持続可能な形で進められるべきかという、より広範な議論を呼び起こしている。
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