SerenityOSの創設者が「Ladybird」を発表:独立性と標準優先の新ブラウザ
SerenityOSの創設者が、独立性とウェブ標準を重視した新ブラウザ「Ladybird」を開発中で、2026年夏にLinuxとmacOS向けの初のアルファ版をリリース予定。
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SerenityOSの創設者が、新たなウェブブラウザ「Ladybird」の開発に取り組んでいる。昨年、創設者は「過去2年間、ほぼ完全にLadybirdに注力してきた」と投稿した。Ladybirdは、SerenityOS向けのシンプルなHTMLビューアとして始まり、現在は独立したプロジェクトとして、「モダンなウェブを高いパフォーマンス、安定性、セキュリティでレンダリングすること」を目指している。さらに、独自のウェブエンジンの構築も進めている。
Ladybirdの公式ウェブサイトによると、「我々は非営利団体に支えられた、完全に新しいブラウザをゼロから構築している」とし、ウェブ標準を最優先とするアプローチを強調している。他のブラウザからのコード使用や「デフォルト検索エンジン」契約を一切排除し、真の独立性を約束している。
開発チームは、2026年夏にLinuxとmacOS向けの初のアルファ版をリリースする予定で、開発者や早期導入者を対象としている。Ladybirdは、ウェブ標準に忠実で独立したブラウザとして、注目を集めそうだ。
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