マイクロソフト、Windows 11へのアップグレードを簡素化する新ビジネスバックアップツールを導入

マイクロソフトは、Windows 11への移行を支援する新しいビジネスバックアップツール「Windows Backup for Organizations」を発表しました。このツールは、組織がユーザーデバイスのリセットや再イメージング時にWindowsの設定をバックアップするのに役立ちます。現在、限定パブリックプレビューとして提供されており、企業は参加登録が可能です。

このツールは、Windows 10およびWindows 11システムの両方で動作し、企業が最新のWindowsオペレーティングシステムへの移行をより簡単に行えるようにします。これまで多くの企業が過去3年間、Windows 11へのアップグレードを先延ばしにしてきましたが、このツールにより移行が促進されることが期待されます。

このビジネスバックアップツールは、2024年のMicrosoft Igniteで初めて発表され、現在限定パブリックプレビュー段階に入っています。マイクロソフトは声明で、「組織のWindows 10またはWindows 11の設定をバックアップし、Microsoft Entraに参加しているデバイスで復元できます。この機能は、移行の負担を軽減し、ユーザーの混乱を最小限に抑え、インシデントに対するデバイスの回復力を強化します」と述べています。