NASAのロボットRASSORが月面資源採掘のテストを実施
NASAのロボットRASSORが月面のレゴリス採掘能力をテスト、将来の有人探査に必要な資源の確保に向けた重要なステップ。
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NASAのRASSOR(Regolith Advanced Surface Systems Operations Robot)は、5月27日にフロリダ州のケネディ宇宙センターにある「Granular Mechanics and Regolith Operations Lab」で、月面のシミュレートされたレゴリスを採掘するテストを実施しました。RASSORは、月面や火星のような低重力環境で地表を掘削し、レゴリスを積み込んで運搬し、最終的に水素、酸素、水などの資源に分解する能力を持っています。
テスト中、NASAケネディ宇宙センターの機械エンジニア、ベン・バーデス氏は、RASSORの反転するドラムが月面の砂を掘削し、3フィートの堤防を作る様子を観察しました。このユニークなドラムの逆回転運動は、低重力環境での地表の把握に役立ち、将来的な人類の月面活動を支える資源を効率的に採取できることを示しています。
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