Google、排出量増加にもかかわらず融合エネルギーに投資

Googleは、核融合エネルギーがクリーンエネルギーの聖杯とされる中、データセンターの電力供給のために、マサチューセッツ州デヴェンズに建設中の融合発電所から電力を購入する契約を結んだことを発表した。

核融合技術は数年前に重要なマイルストーンを達成したものの、商業的に実現可能かどうかはまだ証明されていない。それでもGoogleの発表は、この技術がデータセンターの電力供給に利用できるという可能性を示しており、核融合発電に対する信頼を示している。

Googleの最新の持続可能性レポートによると、同社の温室効果ガス排出量は、クリーンエネルギーへのコミットメントにもかかわらず増加し続けている。最良のシナリオでも、融合炉は2030年までに温室効果ガス排出量を削減する目標を達成するのには間に合わないだろうとされている。Googleは「これは世界を変える技術だ」と考えており、未来に向けた大きな一歩として期待している。