NASAのSPHERExミッションが初の公開全天マップデータを公開

NASAの最新の天文学スペース望遠鏡SPHEREx（Spectro-Photometer for the History of the Universe, Epoch of Reionization, and Ices Explorer）は、宇宙全体を102種類の赤外線波長でマッピングするミッションを開始しました。2023年3月に打ち上げられ、低軌道に配置されたSPHERExは、毎週そのデータを公開アーカイブに提供しています。このデータにより、誰でも宇宙の秘密を探ることができるようになり、公開された画像の一部には、Vela分子リッジの赤外線による輝く星間ガスと塵の雲が写されています。右側の黄色の部分がそのガス雲で、近くの星からの放射線によっていくつかの赤外線波長で輝いています。