富士フイルム、米国で今月2度目の価格改定を発表
富士フイルムは8月30日より米国の主要カメラ製品を値上げすると発表し、今月2度目の価格改定となる。
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富士フイルムは、米国市場において8月30日から大部分のカメラ製品の価格を引き上げると発表した。これは今月に入ってから2度目の値上げで、2週間前には小売業者による価格改定が行われていた。
同社は公式声明で「不安定な市場環境」を理由に挙げており、関税や製造状況など長期的な不確実性に対応するための措置であると説明している。新たに発売された「X half」や「X-E5」については発売時の価格を維持するが、入荷待ち状態が続く「X100 VI」には価格変更が適用される。
今回の動きは、米国市場におけるコスト上昇圧力が継続していることを示しており、業界全体にも影響を及ぼす可能性がある。