オレゴン州の男性、大規模ボットネット攻撃で起訴

オレゴン州の22歳男性が、これまで記録された中で最も強力なボットネットの一つを運営したとして起訴されました。このネットワーク『Rapper Bot』は、X、DeepSeek、米国のテクノロジー企業、さらには国防総省のシステムに対して、世界中で37万件以上のDDoS攻撃を仕掛けたとされています。

起訴されたのはオレゴン州ユージーンのイーサン・フォルツ氏で、司法省によると、コンピューター侵入の幇助の罪で最大10年の禁固刑に直面しています。

Rapper Botは数万台のハッキングされたデバイスで構成され、被害者のウェブサイトに大量の不要なインターネットトラフィックを送りつけることでサイトをダウンさせる分散型サービス拒否（DDoS）攻撃を行う能力を持っていました。