DeepL、翻訳を超えたAIエージェントを発表 企業向け業務支援に参入
ドイツ発のDeepLが初のAIエージェントを発表し、翻訳を超えて企業の業務支援分野に進出する。
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【テクノロジー】
ドイツ・ケルンに拠点を置くユニコーン企業DeepLは、翻訳事業に留まらず新たな一歩を踏み出した。同社は企業向けに業務を遂行するAIエージェントを正式に発表し、翻訳サービスからエージェント型AI領域へと事業を拡大する。
これまでDeepLは、テキスト翻訳、言語アシスタント、リアルタイム音声翻訳といったAIを活用した言語関連サービスを提供してきた。主な顧客は大企業や法律事務所などで、KBC銀行やTaylor Wessingなどの組織が含まれる。
今回のAIエージェント導入により、DeepLは企業の業務効率化や自動化を支援する新たなソリューションを提供することになり、生成AI市場における存在感を一層強めることが期待される。