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テッド・クルーズ上院議員、AI企業向け「規制サンドボックス法案」を提出

米上院議員テッド・クルーズ氏は、AI企業が最大10年間自主規制で活動できる「規制サンドボックス法案」を提出した。

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米国のテッド・クルーズ上院議員(共和党)は水曜日、人工知能(AI)企業に対して連邦政府の監督を最小限に抑えた「規制サンドボックス」を設ける新法案を提出した。この法案は「SANDBOX法案」と呼ばれ、議会で可決されれば、AI関連企業は最大10年間、自ら定めたルールに基づいて活動することが可能となる。

具体的には、AIを部分的または全面的に利用する製品やサービスのテストや展開において、企業は「阻害的な規制」の修正や免除を申請できる仕組みが導入される。その代わりに、企業側は消費者の安全や金融リスクを軽減する計画を開示する義務を負う。

クルーズ議員は、本法案がAI分野での革新を促進し、国際競争力を高めることにつながると主張している。一方で、規制緩和が過度に進むことで消費者保護や倫理面の課題が懸念されるとの指摘も出ている。