世界的なEV航続距離問題、寒冷地での未加熱バッテリーに深刻な影響
世界中のEVユーザーが、寒冷地で未加熱バッテリーの航続距離が大幅に低下する問題に直面している。
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RestOfWorld.orgの報道によれば、各国政府が電気自動車(EV)を補助金で後押ししてきたにもかかわらず、誰も予期しなかった世界的な課題が浮上している。それは、寒冷地で未加熱バッテリーを搭載したEVの航続距離が大幅に低下するという問題である。
専門家によると、気温が氷点下に下がるとEVは走行距離のほぼ半分を失う可能性があるという。これまでに数十億ドル規模の投資が技術改善に費やされてきたが、この根本的な制約を克服することはできていないのが現状だ。
この問題は、寒冷地に暮らすドライバーにとって深刻な不便をもたらしており、今後のEV普及政策やバッテリー技術開発において避けて通れない課題になると見られている。