天文学者、地球の新たな準衛星「2025 PN7」を発見
天文学者は地球の新しい準衛星「2025 PN7」を発見し、約60年間観測されずに地球付近に存在していた可能性があると発表した。
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【2025年9月22日】CNNの報道によると、天文学者が地球の新しい準衛星を発見した。発見された天体は「2025 PN7」と名付けられ、これまで約60年間にわたり望遠鏡に捉えられず、地球付近に存在していた可能性があるという。
2025 PN7は地球近傍小惑星の一種で、太陽を公転しながら地球の近くを伴走する特徴を持つ。地球と同様におよそ1年で太陽を一周するため、あたかも地球の衛星のように見えるが、実際には独自の軌道を持つ「準衛星」として分類される。
専門家によれば、この発見は地球周辺の小惑星環境の理解を深めるうえで重要であり、今後の追跡観測が期待されている。