Nvidia、OpenAIに最大1000億ドルを投資 次世代AIに10ギガワットの計算能力を提供

米半導体大手Nvidiaは、ChatGPTの開発元であるOpenAIに対し、最大1000億ドル（約15兆円）規模の投資を行う計画を発表した。同社は、少なくとも10ギガワットに相当するシステムを提供し、OpenAIの次世代AIモデルを支える方針だという。これは原子炉10基分に匹敵する膨大な電力規模に相当する。

この取り組みでは、数百万台規模のGPUが段階的に導入され、各ギガワットの配備に応じて投資が進められる仕組みとなっている。Nvidiaは、この戦略的パートナーシップによってAIインフラを次のレベルへと押し上げることを目指している。

今回の巨額投資は、NvidiaがAI市場における主導的な地位をさらに強化するとともに、OpenAIにとっても次世代AIの開発スピードを飛躍的に高めるものと期待されている。