NASAのIMAP探査機、SpaceXファルコン9での打ち上げに向けカプセル化完了
NASAのIMAP探査機を含む3機の衛星が、SpaceXファルコン9ロケットでの打ち上げに備えペイロードフェアリングに格納された。
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NASAは、惑星間空間の地図作成と粒子加速の研究を目的とする「IMAP(Interstellar Mapping and Acceleration Probe)」探査機を、SpaceXのファルコン9ロケットで打ち上げる準備を完了した。IMAPは、NASAのCarruthers Geocorona Observatoryおよび米海洋大気庁(NOAA)の宇宙天気観測衛星「SWFO-1」とともに、打ち上げ用のペイロードフェアリング内に収められた。
これら3機の衛星は、9月24日(水)早朝に実施された共同打ち上げで地球周回軌道へ投入される予定だ。IMAPは太陽風や銀河宇宙線の観測を通じて、太陽圏の境界領域や宇宙環境の理解を深めることを目的としている。一方、SWFO-1は太陽活動による宇宙天気の監視を担い、Carruthers Geocorona Observatoryは地球周囲のガス層を研究する。
NASAとNOAAは、この共同打ち上げが科学的知見の拡大だけでなく、今後の宇宙探査や地球防護のための重要なステップになると強調している。
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