Corintis、先進的チップ冷却技術で2400万ドルのシリーズA資金調達とMicrosoftの支援を獲得

ステルスモードを脱した半導体冷却スタートアップのCorintisは、本日、液体冷却の大規模展開に取り組むため、2400万ドルのシリーズA資金調達を実施したことを発表しました。これまでに同社は総額3340万ドルを調達しています。

AIの成長は計算能力によって制約されており、より強力でアクセスしやすいAIを実現するためには、より高性能なコンピュータチップが必要です。しかし、性能が向上するほど発熱も増え、冷却が重要なボトルネックとなります。OpenAIの初期のChatGPTは400Wの電力を消費するNVIDIAのチップでトレーニングされました。

しかし、わずか4年後には、新しいGPUやAIアクセラレーターは電力要件を10倍に増やすことを目指しており、液体冷却の導入が必須となっています。最近のNVIDIAのデータセンター向けGPUにおける液体冷却採用は、この重要な需要を浮き彫りにしました。Corintisは、この課題に対応する革新的な冷却技術を提供することで、次世代のAIチップの性能向上を支援します。