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韓国データセンター火災で政府サービスに大規模障害、600以上のシステムが停止

韓国・大田の国立情報資源院で発生した火災により、全国で600を超える政府オンラインサービスが停止した。

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韓国・大田にある国立情報資源院(NIRS)で大規模な火災が発生し、全国の政府サービスに深刻な影響を及ぼしている。火災はリチウムイオン電池1基から発生し、最終的に234基から最大400基にまで燃え広がったとされる。火災は22時間にわたり続き、施設内の全サーバーが停止、結果として647のオンライン政府システムが中断された。

今回の障害により、行政手続きや各種公共サービスが利用できない状況となり、市民生活に大きな混乱を招いている。専門家からは、同施設のバッテリー保管方法や安全対策に問題があったとの批判も出ている。

韓国政府は現在、被害状況の調査と復旧作業を急いでおり、システムの段階的な再稼働を目指しているが、完全復旧には時間がかかる見通しだ。