OpenAI共同創設者のAndrej Karpathy、オープンソースLLM『Nanochat』を公開、コードは手作業で記述

OpenAIの共同創設者であるAndrej Karpathyが、オープンソースの大規模言語モデル（LLM）『Nanochat』を公開しました。このモデルは、ChatGPTスタイルのチャットボットインターフェースを持ち、誰でも数時間で大規模言語モデルを構築できるよう設計されています。費用は100ドル程度で済むとのことです。

Karpathyは、『Nanochat』について、完全にゼロから構築された「ミニマルなフルスタックトレーニング/推論パイプライン」であると説明しています。また、彼は以前に流行らせた「vibe coding」という言葉を使って、AIツールにプロジェクトを委託するやり方とは異なり、このプロジェクトでは全て手作業でコードを書いたことを認めました。

Karpathyの発言は、AIツールを活用するトレンドに対して、手作業での開発にも価値があることを示唆しています。