モンデリーズ、AI生成のテレビ広告を来年展開へ――コスト削減を狙う
モンデリーズは、生成AIを活用してマーケティングコストを削減するため、来年AI生成のテレビ広告を展開する計画を明らかにした。
最新の更新
スナック大手のモンデリーズは、生成AIを活用してマーケティングコストを大幅に削減し、来年AI生成のテレビ広告を展開する準備を進めていると、同社の上級幹部がロイターに語った。
モンデリーズの消費者体験担当グローバル上級副社長ジョン・ハルヴォルソン氏によると、同社は制作コストを半分に抑えることが可能なAI動画ツールに4,000万ドル以上を投資しているという。このツールを用いたテレビ広告は、2026年のホリデーシーズンには放映準備が整い、場合によっては2027年のスーパーボウルでも使用される可能性がある。
同社はすでにこのツールを使い、Chips AhoyクッキーやMilkaチョコレートのソーシャルメディア用コンテンツを制作しており、11月にはOreoクッキーのオンライン商品ページのデザインにも活用する予定だ。
広告業界では、AIを活用して広告費を削減する動きが増えているものの、その成果には賛否が分かれている。昨年、コカ・コーラのAI生成によるクリスマス広告は「無機質で不気味」とオンラインで酷評されたこともあった。
好きかもしれない
- iPhone 18 Proリーク、来年の完全5G衛星インターネット対応を示唆
- 大手テック企業と暗号資産大手がトランプ氏の豪華ホワイトハウス大宴会場建設を資金提供
- 日産リーフがクロスオーバーSUVとして復活、最大483kmの航続距離
- SpaceX Crew-11 宇宙飛行士がフロリダに到着、ISS打ち上げ前の準備完了
- Microsoft、Windows 365 Cloud Appsのパブリックプレビューを開始 個別アプリのストリーミングが可能に
- フロリダ州、侵略的なミャンマーガメに対抗するためにロボットウサギを導入
- AIはコーダーを時代遅れにするのか?アマゾンがAI駆動のコーディングを推進、懸念高まる
- 英国の中小企業、接続不良で数十億円の損失と調査報告