Rustの高速化で2万ドルの報酬、ProssimoプロジェクトがC言語並みの性能を目指す
Rustの安全性と性能を兼ね備えたソフトウェア開発に、Prossimoが高額報酬で開発者を募集。
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非営利団体Internet Security Research Group(ISRG)が支援するProssimoプロジェクトは、インターネットのセキュリティに関わるソフトウェア基盤を、メモリ安全なコードへ移行することを目的としています。プロジェクトはこの目標の一環として、Rustで書かれた高性能なAV1デコーダー「rav1d」の開発に取り組んできました。
最新の発表によると、エンジニアリング作業はImmunant社と協力して進められ、2024年9月にはrav1dの基本機能が完成しました。C言語で書かれた従来のデコーダー「dav1d」と同等のテストをすべて通過し、現在ではChromiumと連携してビルド・実行することも可能です。
さらにProssimoは、Rustコードの高速化に取り組む開発者に対し、最大2万ドルの報酬を提供する取り組みを開始。Rustの安全性を維持しながらC言語並みのパフォーマンスを実現することで、安全かつ高性能なソフトウェアインフラの構築を推進しています。
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