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月が今週「下弦の月」に 5月20日未明に観測チャンス

5月20日朝、月は「下弦の月」へと移行し、夜明け前に半月状の姿が観測できる見込みだ

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今週、地球の月は「下弦の月(Last Quarter)」の位相に達します。5月20日(米東部夏時間午前7時59分、協定世界時午前11時59分)に下弦の月となり、この時、ニューヨークなどでは南の空に約30度の高さで観測が可能です(in-the-sky.orgによる)。

この天文現象をもっとも美しく観察できるのは、20日の夜明け直前。月面のおよそ半分が太陽光で照らされた状態で空に浮かびます。その翌日には、月の明るい部分は地球から見て約39%にまで減少。以降、「ターミネーター」と呼ばれる明暗の境界線が徐々に月面を覆い、5月26日の「新月」へと移行していきます。

夜明け前の空に浮かぶ月の変化を観察するには、今週が絶好の機会となるでしょう。天体観測が趣味の方はもちろん、普段あまり空を見上げない方も、この機会に早朝の月を眺めてみてはいかがでしょうか。