エンジニア、27年間隠されていたPower Mac ROMの秘密の写真を解明
Doug Brownエンジニアが、27年間アクセスできなかったPower Mac G3のROMに隠された開発チームの写真を表示する方法を発見。
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1997年から1999年にかけて登場したPower Mac G3のROMに隠されていた開発チームの写真が、27年の時を経てついに表示されることとなりました。ソフトウェアエンジニアのダグ・ブラウン氏は、これまで誰も解明できなかったこの「イースターエッグ」の表示方法を発見しました。以前からJPEG画像自体は2014年にピエール・ダンデュモン氏によって文書化されていましたが、表示方法は謎のままでした。
ブラウン氏は、エリック・ハーモン氏が作成したMac ROMテンプレートとHex Fiendという16進エディターツールを使用して、Power Mac G3のROMに保存されたリソースを探索している中で、この隠し画像を偶然発見しました。ROMは、1997年から1999年にかけて発売されたデスクトップ、ミニタワー、オールインワンのG3モデルに搭載されていました。
「ROMを探索していたとき、2つのことが目に留まりました」とブラウン氏は書いています。1つは開発チームのJPEG画像を含むHPOEリソースで、もう1つは「.Edisk」「secret ROM image」「The Team」などの疑わしいPascal文字列が含まれているPowerPCネイティブのSCSIマネージャー4.3コードでした。この発見によって、ユーザーはRAMディスクを「secret ROM image」というテキストでフォーマットする必要があることが明らかになりました。