NASA、太陽の彩層を研究する新しい分光計SNIFSの打ち上げを発表
NASAは、新しい分光計SNIFSを使用して太陽の彩層を研究するミッションを7月に打ち上げる予定です。
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NASAは、太陽の彩層を研究するための新しい分光計ミッション「SNIFS」の打ち上げを発表しました。このミッションは、ブラックブラントIXロケットを使って宇宙に届けられ、太陽大気の最も複雑な層の1つである彩層のエネルギーとダイナミクスを探ります。
SNIFSミッションの打ち上げウィンドウは、ニューメキシコ州の白砂ミサイルレンジで7月18日金曜日に開かれます。
彩層は、太陽の可視面である光球とその外層であるコロナの間に位置しており、太陽の大気の異なる層については長い間研究が行われてきましたが、彩層に関しては依然として多くの疑問が残っています。「まだ解明されていないことが多い」と、コロラド大学ボルダー校の研究者でありSNIFSミッションの主任研究者であるフィリップ・チェンバリン氏は語っています。