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ソニー、気候変動対策としてPS5の性能を低下させる計画を発表

ソニーは気候変動に対応するため、PS5の性能を低下させる「パワーセーバー」モードを導入予定。

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ソニーは、気候変動への対応として、PlayStation 5(PS5)の性能を低下させる「パワーセーバー」モードを試験的に導入することを発表した。新しいPlayStationブログの更新で、このオプションがゲームの消費電力を削減する形で機能することが説明された。

「パワーセーバー」モードは、システムアップデートのベータ版の一環として発表されたが、ベータ段階では利用できない。この新しい機能がコンソールに実装されると、プレイヤーは「パワーセーバー」という新しいオプションにアクセスできるようになる。

「パワーセーバー」を有効にすると、対応するPS5ゲームのパフォーマンスが縮小され、PS5の消費電力が削減される、とソニー・インタラクティブエンタテインメントのプロダクトマネージメント部門の副社長である菊地修三氏は説明している。「この機能が有効でない場合、または対応していないゲームの場合、パフォーマンスは縮小されず、消費電力も減少しない」と述べた。

この取り組みは、PS5の高性能を維持しつつ、環境に配慮した省エネルギー対策を導入する試みとして、業界内でも注目されている。ソニーは、ゲーム機のエネルギー効率を改善することで、気候変動問題に貢献することを目指している。