米最高裁、ミシシッピ州のソーシャルメディア年齢制限法の施行を認める

【ワシントン発】米最高裁は、ミシシッピ州が制定したソーシャルメディア年齢確認法の施行を、裁判の審理中であっても認める判断を下した。木曜日の署名なしの判決で、同法に対する緊急差し止め申請を行った業界団体NetChoiceの要請を退けた。

判決文では詳細な説明は示されなかったが、ブレット・カバノー判事は付随意見で、この法律は「憲法違反の可能性が高い」としつつも、NetChoiceが「十分に危害のリスクを示していない」と指摘した。今回の決定により、当面ミシシッピ州ではソーシャルメディア利用者に対する年齢制限の施行が可能となる。