バルセロナのバス、人間の廃棄物由来のバイオメタンで走行

フランス紙ル・モンドによると、バルセロナでは一部のバスが無臭で静か、そして持続可能な燃料であるバイオメタンを使用している。

7月最終日、乗客たちはV3バス路線の「Nimbus」に乗車したが、その燃料の出所についてはほとんど知らなかった。バスの前面には大きく「このバスはエコ工場の汚泥から生成されたバイオメタンで走行しています」と表示されていた。

このバイオメタンは、バイシュ・ジョブレガット処理施設で処理された下水汚泥から生成されたもので、つまりカタルーニャ州バルセロナの150万人以上の市民の人間廃棄物が原料となっている。これにより都市交通における持続可能なエネルギー利用の新しい形が実現されている。