Cloudflare、過去最大規模の11.5Tbps DDoS攻撃を阻止
Cloudflareは、ピーク時11.5Tbpsに達する過去最大規模のDDoS攻撃を自動防御システムで阻止した。
最新の更新
グローバルなクラウドプラットフォーム兼インターネットインフラ事業者であるCloudflareは、史上最大規模となる分散型サービス拒否(DDoS)攻撃を未然に防いだと発表した。攻撃のピークは11.5Tbpsに達し、複数のIoT機器やクラウドサービスを悪用したトラフィックが確認された。
CloudflareはX(旧Twitter)での短い声明の中で、過去数週間にわたり「数百件に及ぶ超大規模DDoS攻撃」を自律的にブロックしてきたと明らかにしている。同社によれば、防御システムは常時フル稼働しており、被害を防ぐことに成功した。
DDoS攻撃は年々強力化・大規模化しており、今回の事例はその脅威の深刻さを改めて浮き彫りにした。Cloudflareの迅速な対応は、今後のインターネットインフラ防御における重要な事例といえる。
好きかもしれない
- Microsoft、Windows 11とAndroid間のクリップボード同期を準備 Gboardにも対応
- DeepL、翻訳を超えたAIエージェントを発表 企業向け業務支援に参入
- M5 iPad ProのOLEDディスプレイ、量産開始で10月に発売予定
- グーグルの独禁法救済措置判決に批判、「競争回復には不十分」
- Microsoft、Visual Studio CodeのAI機能でClaude Sonnet 4を優先
- NASA、今月の画像に北極海の薄くなった海氷を選出
- Apple Sports、FAコミュニティ・シールドでサッカーのカバレッジを拡大し、メキシコに導入
- アップル、控えめに第2世代Vision Proを発表──新時代コンピューティングへの期待を調整