英国の自転車事故被害者、3Dプリント顔面義手を装着
飲酒運転による事故で重度の火傷を負った英国の自転車乗りが、NHSで3Dプリントされた顔面義手を装着しました。
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英国の自転車乗り、デイヴ・リチャーズさん(75)は、飲酒運転者に衝突され、頭部に重度の三度熱傷を負いました。リチャーズさんはNHSから提供された3Dプリント義手を装着し、顔の凹凸にぴったり合い、髪の色、目の色、肌の色を再現しています。
治療中、リチャーズさんは再建用義手の専門医に紹介され、ブリストルの3D医療センターで治療を受けました。この施設は英国で初めて、3Dスキャン、設計、印刷を一カ所で提供するNHSの医療センターです。リチャーズさんは「眼を救おうとしましたが、感染が視神経を通って脳に広がる可能性があるため、眼を摘出しました」と述べています。