YouTubeがテレビ視聴を席巻か 従来型テレビの時代は終わるのか
YouTubeが米国におけるテレビ視聴でモバイルを上回り主要デバイスとなり、従来型テレビへの影響が注目されている。
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【ロサンゼルス=ハリウッド・リポーター】YouTubeは、米国でのテレビ視聴においてモバイルを上回り、主要な視聴デバイスとなったと発表した。これは従来型テレビに対する影響を示す重要な指標であり、業界の関心を集めている。
2005年4月にアップロードされた19秒の動画「me at the zoo」から始まったYouTubeは、現在ではコンテンツ投資額でComcastに次ぐ規模に成長している。KPMGの9月23日付報告書によれば、クリエイターやメディア企業への支払いを含め、YouTubeはNetflixとParamountを合わせた額に匹敵する320億ドルを年間で支出している。
YouTubeの次なる狙いは、トークショー、脚本付きドラマ、さらにはライブスポーツなど幅広いジャンルに及ぶとみられ、従来型テレビビジネスとの競合は避けられない状況だ。プラットフォームの野心がどのジャンルで、どのスピードで従来のテレビ市場に影響を及ぼすかが今後の焦点となる。
この流れは、視聴者のメディア消費行動の変化を象徴しており、テレビ業界全体に構造的な変革を迫る可能性がある。
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