任天堂、アクセサリーメーカーGenkiをSwitch 2の模造品と商標侵害で提訴
任天堂は、アクセサリーメーカーGenkiがNintendo Switch 2の非公式模造品を公開し商標を誤用したとして、商標侵害や虚偽広告など5つの罪状で訴訟を起こした。
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任天堂が、アクセサリーメーカーGenkiに対して訴訟を起こしました。問題の中心は、Genkiが非公式に作成したNintendo Switch 2の模造品と、同社の商標を誤って使用しているとされる行為です。報道によると、今年初め、GenkiはSwitch 2の公式発表のわずか数日前に、同コンソールの公式寸法に基づいたとされる3Dプリントの模造品を公開しました。その後、同社は発売時にSwitch 2と互換性があると主張するアクセサリを販売し始めました。これに対し、任天堂は法的措置に踏み切ったと「The Game Post」が伝えています。
訴訟は5月2日に提起され、任天堂の訴状では、Genkiが「商標侵害、不正競争、虚偽広告」の5つの罪に問われていると主張されています。これは1946年の商標法を含む複数の法律に違反する行為だとされています。具体的には、Genkiが任天堂の商標を使用することで、消費者に混乱を招いていると指摘。訴状では、「Genkiの製品に欠陥や品質の不足があった場合、消費者はそれを任天堂の責任と誤解する可能性が高い」と述べられています。
任天堂の弁護士は、Genkiが自社製品をSwitch 2の発売時に互換性があると宣伝している一方で、そのデザインが本当にコンソールへの非公式なアクセスに基づいているのかどうかについて一貫性のない説明をしていると批判しています。それでも、消費者はこれらの製品が任天堂公認だと考える可能性が高く、Genkiが「任天堂ブランドとマークに対するファンの信頼と忠誠心を利用し、訴訟に値する損害を与えている」と主張しています。
この訴訟は、任天堂が自社の知的財産とブランドイメージを守るための強硬な姿勢を示すものであり、注目を集めています。
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