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NASAの学生ロケット打ち上げ大会、25周年を祝う

NASAの学生ロケット打ち上げ大会が25周年を迎え、2025年4月4日にアラバマ州で980人以上の学生が参加し、40基以上のロケットを打ち上げた

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2025年4月4日、NASAの学生ロケット打ち上げ大会「Student Launch」がアラバマ州トーニーで開催され、25周年を祝いました。この日、マサチューセッツ大学アマースト校の学生チームを含む全国の中学校、高校、大学の学生約980人が、NASAのマーシャル宇宙飛行センターの北側で40基以上の高性能アマチュアロケットを打ち上げました。

大会に参加する学生たちは、NASAのエンジニアリング設計ライフサイクルに従い、打ち上げまでの9か月間にわたる一連の審査を通過する必要があります。今年の大学チーム向けペイロードチャレンジは「通信」に焦点を当て、チームはロケット内に搭載した非生物オブジェクト「STEMnauts」からリアルタイムのデータを学生のミッションコントロールに送信する「報告」を実現する必要がありました。この「アルテミス学生チャレンジ」は、NASAのアルテミス計画に着想を得ており、同計画では科学発見、経済的利益、火星への初の有人ミッションの基盤構築を目指して宇宙飛行士を月へ送る予定です。

25年間にわたり、Student Launchは学生たちに実践的なSTEM教育の機会を提供し、ロケット工学の革新を促進してきました。