Zendo、AIでデータセンターのエネルギー効率を革新する175万ポンドを調達
ロンドンのスタートアップZendoが、AIを活用したデータセンターのエネルギー効率化プラットフォーム開発のため、175万ポンドの資金を調達
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ロンドンを拠点とするエネルギーソフトウェアのスタートアップZendoは、データセンター向けの初のAI搭載「エネルギーOS」の開発を目指し、プレシード資金として175万ポンドを調達した。この資金調達ラウンドは、Wayveを支援するFly Venturesが主導し、Octopus Ventures、Pact VC、データセンター業界に関連するエンジェル投資家が参加した。
2024年に設立されたZendoは、AIコンピューティング需要の急増と、デジタルインフラの脱炭素化に対する緊急性の高まりに対応する。同社のプラットフォームは、予測分析を活用してエネルギー使用を最適化し、需要を予測し、風力や太陽光などの断続的な再生可能エネルギーをよりスムーズに統合することで、データセンターの効率的な運用を支援する設計となっている。
この技術は、データセンターのエネルギー消費を削減し、環境負荷を軽減する革新的なソリューションとして期待されている。Zendoの取り組みは、持続可能なデジタルインフラの構築に向けた重要な一歩となり、今後の成長と影響力に注目が集まっている。