AWS、既存の冷却技術の課題を受けてNvidia GPU向けの独自冷却技術を開発
AWSはスケーラビリティの問題から既存の液冷技術を採用せず、Nvidia GPU向けに独自の冷却システムを開発した。
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Amazon Web Services（AWS）は、Nvidiaの最新GPUの要求に応えるため、独自の冷却技術「インロー・ヒート・エクスチェンジャー（IRHX）」を開発した。これはNvidia GB200 NVL72のような高性能ハードウェアの増大する電力消費と発熱に対応するためのものだ。AWSは既存の液冷ソリューションを評価したが、スケーラビリティの課題からニーズに合わないと判断した。IRHXは既存のAWSラックに変更を加えずに設置可能であり、将来的にはこの冷却技術をGravitonチップにも拡大する可能性がある。