エアインディア墜落事故：離陸直前に燃料スイッチが切断されていたことが報告書で判明

インドの航空事故調査局が土曜日早朝に発表した予備報告によると、エアインディア171便の墜落事故直前に、エンジンへの燃料供給を制御する2つのスイッチが「切断」位置に設定されていたことが判明した。調査によれば、飛行機は正しく設定され、正常に離陸したものの、離陸後わずか3秒で燃料スイッチが切断に切り替わったという。飛行記録装置のデータからも、燃料制御スイッチが「運転」から「切断」に切り替わったことが示されている。コックピット内の音声記録では、一人のパイロットがもう一人に「なぜ切ったのか」と尋ねる声が記録されており、もう一人のパイロットは「自分はやっていない」と応答している。なぜこの切断が起きたのかはまだ不明である。