OpenAIの新しいChatGPTエージェントがフルコンピュータ制御を実現、タスク自動化を開始

OpenAIは、現在最も注目されているAIのトレンドである「AIエージェント」に本格的に取り組んでいます。AIエージェントとは、チャットボットを超えてユーザーに代わって複雑で多段階のタスクを完了するツールのことです。木曜日に同社は、新しい「ChatGPTエージェント」を発表しました。このエージェントは、OpenAIの独自の「仮想コンピュータ」を使用して、ユーザーの代わりに作業を完了できるツールだとされています。

The Vergeとのデモンストレーションでは、ChatGPTエージェントのプロダクトリードであるヤシュ・クマール氏と研究リードのアイザ・フルフォード氏が、このツールがOpenAIが特別に開発した新しいモデルに基づいて動作していると説明しました。

この新しいツールは、ユーザーのカレンダーを確認してクライアントとの会議についての情報を提供したり、家族の朝食を作るための材料を計画して購入したり、競合企業の分析を基にスライドデッキを作成したりするなどのタスクをこなすことができます。

OpenAIは、このエージェントを活用することで、AIがさらに日常のタスクを自動化し、ユーザーの作業を大幅に効率化する可能性があるとしています。