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フィンランドのIQM、シリーズBで3億2千万ドルを調達 量子コンピュータ拡大へ

フィンランドの量子コンピュータ企業IQMがシリーズBで3億2千万ドルを調達し、米国投資家から初の支援を獲得した。

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フィンランドのエスポーを拠点とするスタートアップ、IQM Quantum Computersは、シリーズB資金調達ラウンドで3億2千万ドル(約470億円)を調達したと発表した。今回のラウンドは米国のTen Eleven Venturesが主導し、同社が米国からの出資を受けるのは初めてとなる。

IQMは2018年に設立され、現在ヨーロッパで最も資金を集めている量子コンピュータ関連スタートアップとして知られている。特に、誤り耐性を備えた量子マシンの実現に向けた開発競争において先行している企業の一つとされる。

今回の大型資金調達により、IQMは研究開発の加速と量子コンピュータのスケールアップを進め、グローバル市場における競争力をさらに強化していく見込みだ。