マイクロソフト、Xbox Game Passの値上げを正当化 ユーザー反発強まる中でさらなる苦境の予測も
マイクロソフトがXbox Game Passの価格改定を擁護する一方で、ユーザーの反発が強まり、専門家はさらなる苦境を予測している。
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【シアトル発】マイクロソフトは、人気ゲームサブスクリプションサービス「Xbox Game Pass」の値上げを巡る批判に対し、価格改定を正当化する声明を発表した。同社のゲーム&プラットフォーム部門コミュニケーションディレクターであるダスティン・ブラックウェル氏は、「Game Passの各プランにより多くの価値を追加するための取り組みの一環」と説明している。
今回の改定により、最上位プラン「Game Pass Ultimate」は月額29.99ドル(英国では22.99ポンド、オーストラリアでは35.99豪ドル)へと引き上げられ、利用者の間で強い不満が広がっている。一方、PC向けの「PC Game Pass」は引き続き比較的安価に新作ゲームを発売初日からプレイできる手段として提供される。
しかし、消費者の反応は冷ややかで、SNSやコミュニティでは「サービスの魅力が薄れている」との声が相次いでいる。アナリストの間では、今回の値上げが長期的には利用者離れを加速させ、マイクロソフト自身の首を絞める結果になる可能性があるとの見方も出ている。
それでもマイクロソフトは現時点で方針転換を行う兆しを見せておらず、今後の動向が注目されている。
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