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ブラジル、デング熱撲滅のために数百万匹の遺伝子改変蚊を放つ

ブラジルはデング熱の流行を防ぐため、ウルバキア細菌を持つ遺伝子改変蚊を数百万匹放つ大規模なプログラムを開始しました。

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ブラジルは、デング熱ウイルスを伝播させないウルバキア細菌を持つ遺伝子改変蚊を数百万匹放つという大規模なプログラムを開始しました。この取り組みは、今後10年間でブラジルの40の自治体、1億4千万人を守ることを目指しています。すでに、このアプローチはニテロイで大きな成果を上げており、遺伝子改変蚊が導入される前後の10年間と5年間を比較したところ、デング熱の発症件数が約90%減少したことが報告されています。現在、同市にいるほぼすべての蚊がウルバキア細菌を持っています。また、チクングニアとジカウイルスの発症件数もそれぞれ96%および99%以上減少しました。