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バドミントン界で話題の「不可能サーブ」禁止に 世界連盟が正式決定

バドミントン世界連盟(BWF)は、返球困難とされる新技「スピンサーブ」を2023年から禁止すると発表した。

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バドミントン界で新たな戦術として注目を集めていた「スピンサーブ」が、あまりにも効果的すぎるとして世界連盟(BWF)によって禁止されることが決まった。このサーブはラケットがシャトル(通称バード)に当たる直前に回転を加えるもので、「返球不可能」とまで言われるほど強力な技術だった。

競技者の間では大きな話題を呼び、対戦相手にほとんど反応の余地を与えないことから、一部では「競技の公平性を損なう」との懸念が高まっていた。BWFは2023年に正式に禁止を決定し、少なくとも2024年パリ・パラリンピック終了までは使用できないと発表した。

BWFは声明の中で「競技の健全な発展と公平性を守るための措置である」と強調しており、今後もルールの改善と技術革新のバランスを取りながら競技運営にあたる方針を示している。