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日本のレジリエンス着陸船が月軌道に到達、歴史的着陸に向けて準備

日本の民間月着陸船「レジリエンス」が月軌道に到達し、1か月後の歴史的着陸に向けて準備を進めている

最新の更新 2025-05-07 19:39

東京に拠点を置くispace社が開発した民間月着陸船「レジリエンス」が、5月6日(火)に予定通り月軌道に到達した。この快挙により、同機は1か月後に予定されている日本初の月面着陸に向けた準備を順調に進めている。

レジリエンスは、ispace社による野心的なプロジェクトの一環として開発された月探査機であり、日本の宇宙産業にとって歴史的な一歩となることが期待されている。ispaceの創業者兼CEOである袴田武史氏は声明で、「まず第一に、レジリエンス着陸船が計画通り月軌道に到達したことを非常に嬉しく思います。月面着陸の成功を確実にするため、慎重な運用と徹底した準備を続けます」と述べた。

現在、レジリエンスは月軌道上での安定した運用を維持しており、着陸に向けた最終準備が進行中だ。このミッションが成功すれば、日本は民間企業による月面着陸を達成した数少ない国の一つとなり、宇宙開発における新たなマイルストーンとなるだろう。

ispace社は、今後もミッションの進捗状況を公開し、着陸の成功に向けて全力を尽くすとしている。世界中がこの歴史的瞬間を注視している。